草津

というわけで、温泉らしい温泉を求めて草津に。

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今回は、まだ余力があるので少し詳しく書こうと思う。

草津までは、自転車、電車、バスを乗り継いで4時間弱。これは数日前のことを思えばどうということなし。

気付いたら湯畑。こんこんと湧き出る湯、もくもく上がる硫黄臭い湯気、これはと思う。

まず大滝乃湯というそれなりの規模の施設に行った。夏休み明けの平日とあって空いていた。土日は阿鼻叫喚と思う。入るだけで、強い温泉ということが明らかにわかる。すばらしく満喫するが、1時間ぐらい色々な湯に入ったり上がったり繰り返してたら、皮膚がピリピリして痛くなったのでやめた。なめると鉄だか酸だかすごい強烈だし、望んでいた温泉らしい温泉とはいえ、ここまでくると良い影響だけでは済まないのかもしれない。休憩所でビール風ののみものを飲みながらテレビの台風情報をながめる。

そのあと、西の河原を一通り歩いたりしたのち、湯畑のベンチに座って2時間近く延々ぼんやりしていた。いろいろなことがあった。浴衣姿のおばさんとおじさんの団体がいて、パチンコに行くかどうかで激しく言い争っていた。こんなところにきてまで、どうしてパチンコに行く必要があるだろうかいやないというおじさんの主張のほうが明らかに正しかったが、とにかくなにがなんでもパチンコをやるのだというおばさんの主張が受け入れられ、結局パチンコ屋に入っていった。あとは、それまで記念撮影なんてまったくするひとがいなかった場所で、たまたま1組が記念撮影をしたところ、それを見た人が真似して記念撮影をして、連鎖的に、入れ替わり立ち替わり記念撮影する人が後を絶たなくなった。誰か入ってると続々と人が入って賑わうが、誰も居ないと誰も入らない土産屋にも似たような現象があって、そういう日本人の群集心理に抵抗するという意味で、いかにも廃れてる店で温泉まんじゅうを買った。池袋グリーン大通り真っ青のまんじゅうキャッチセールス商法※にへきえきしたところで、客が店に入っても、まったく意に介さずゲームボーイアドバンスSPをやりつづけるおばさんが新鮮だった。

夜の温泉街も風情があるのでまとうとおもったけれど、おなかがすいたので草津を後にし、8月5日の旅行ではファミレス信者のはげしい抵抗にあい行くことができなかった餃子の王将高崎店に寄って帰った。

※道行く人にまんじゅうとお茶をむりやり抱えさせて、湯飲みを店内に返しに来たところで強引に購入させる悪質な手口

0858 浦和 1012 高崎
1042 高崎 1204 長野原草津口
1212 長野原草津口駅 1237 草津温泉BT [JRバス関東 670-]
1640 草津温泉BT 1705 長野原草津口駅 [JRバス関東 670-]
1729 長野原草津口 1854 高崎
1938 高崎 2047 浦和