Athlon64 X2 4200+

 デスクトップのCPUを、Athlon64 3000+から、Athlon64 X2 4200+に換装しました。

 本当は、L2が1MBの4400+か4800+が欲しかったのですが、品薄のせいで、L2の差で少なくとも5k、下手すると10k以上もプレミアで値段差がある状況で、さすがにバカバカしいので、4200+で妥協。Core2Duoへの移行も考えたのですが、やはりAMD派としては、AM2+、Kumaに期待しつつ様子見が正しいかなと。

 4200+は、200MHz×11=2.2GHzが定格ですが、3000+は、266MHz×9=2.4GHzにオーバークロックして常用していたので、定格だと、シングルスレッドで使う限り、換装前よりパフォーマンスが落ちることに。動作確認もそこそこに、オーバークロックをはじめました。

 Toledoコアで、事前情報からけっこう期待はしていたのですが、250MHz×11=2.75GHzまではすんなりいって、ここまで来れば、3GHz越えが目標。3GHzというのは、あくまでクロックだけ見ればですが、予価8万円台の6000+に相当。 3GHzは、273MHz×11で達成できるのですが、コア電圧が1.425V以下では、起動途中で落ち、1.45Vで、起動はするものの、負荷をかけると落ちるという状態。結局、1.5Vまで渇入れして、Superπ419万桁とFFBench3を完走。SuperπやFFBench3では、CPU使用率100%にならないので、負荷テストにはならないのですが、スコアが見れたので良しとします。

Superπ104万桁: 32秒
Superπ419万桁: 2分44秒
FINAL FANTASY XI Vana'diel Bench3 Score: 7328

 今回は、メモリは同期してないし、設定も緩々なので、高耐性メモリなら、104万桁30秒は切れると思う。まあ、30秒切ったところで、Core2Duoなら20秒切ることも容易なので、なんだかなあという感じですが。 これで常用するわけにはいかないので、暫くは、250MHz*11=2.75GHzで様子を見ようと思います。

 肝心の使用感ですが、なんとなくキビキビしている感じはするのですが、これはOSを再インストールしたからかもしれない。あまり、ながら作業はしないので、デュアルコアの恩恵は少ないかもしれないですが、やっぱり、従来CPU使用率100%になっていた場面で、50%というのは安心感があって、シングルコアには戻れない気がします。細かい部分ですが、ゲーム中にAlt+Tabでデスクトップに切り替えようとする場合の反応が良くなったのが、今のところ一番のメリットかもしれない。

追記

 結局、メモリはFSB:DRAMのレシオより、設定を詰めたほうが短縮できて、2.5-3-3-6-1Tで、104万桁30秒、419万桁2分39秒に、それぞれ短縮。

f:id:Hirugami:20170511222119p:plain:w600