WinFast A7800 GS TDH

ということで、購入しました。

Leadtek WinFast A7800 GS TDH (90nm) (GeForce 7800 GS)
38,818-

当たり前ですが、なにしろコストパフォーマンスはPCI-Eが高くて、PCI-E版の7800GTの値段とあまり変わらない。RADEON9800Proは買わないでおいて、Athlon64プラットホームに移行するときに一緒にAGPからPCI-Eに移行するのがベストだったんですが、まあそれは結果論ですよね。

これは最近流通し始めた90nm版で、コアが7800GTと同じG71(110nm、G70が公式上のスペック)と噂されるのですが、現時点の情報を総合すると、ピクセルパイプラインは、16psから20psに増えている可能性はあるが、ROPユニットはおそらく8ROPsのままなので、そこがボトルネックになって結局パフォーマンスは伸び悩むということらしい。(ピクセルパイプラインが16psの時点で既に、ROPユニットがボトルネックになっているということなんで。)

まあ、発熱などではそれなりに有利なんじゃないかと思うのですが。

このあたりで話題に上ってます。

90nm版GeForce 7800 GS搭載のビデオカード[PINUPS - 上田新聞blog版]

とりあえず、いくつかベンチマークをやってみました。

FINAL FANTASY XI Vana'diel Bench3 Score: 4800 > 約6000
3DMark05 Score : 2575 > 5585
3DMark06 Score : 約2800

AMD Athlon64 3000+@2.1GHz
Hynix PC3200 512MBx2 OC FSB同期
GIGABYTE GA-K8NS Ultra-939

これは正直いって期待していたほどではないですね。FFBench3は、CPUがボトルネックになってる可能性がありそう。

3DMark06はさすがに重い。fps1桁で、紙芝居でした。PCI-EにはSLIもあるし、ハイエンドとの差は9800Proの時代以上に大きくなったということだと思う。

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AGPビデオカードは、壊れなければ恐らくこれが最後ということで、いい機会なので、覚えている範囲でビデオカードGPU)遍歴を書いてみます。

PowerVR(1996) PCI
RIVA TNT(1998) PCI
GeForce2MX(2000) AGP
GeForce4Ti4200(2002) AGP
Radeon9800PRO(2003) AGP
GeForce7800GS(2006) AGP

括弧内は自分が購入した年ではなくて、登場した年です。

PowerVRの前は、ISAのボードを使っていて、PowerVRとRIVA TNTの間に、Matroxの何かを使っていた時期があったと思うのですが、当時は私物化していたもののパソコンは一応親のもので、ハードウェア関係も親がいじっていたのでよく覚えてません。PowerVRからRIVA TNTにかけてあたりの時代は、Voodooが全盛期で、すごくほしかった記憶があるのですが、当時は小遣い月3000円とかいう世界なので、買えなかった。結局GeForceが出てVoodooは廃れてしまいましたが。

この中だと、RIVA TNTからGeForce2MXに買えたときが一番劇的な変化が感じられました。逆に一番変わらなかったのは…、今回かも。